哲学の重要性

今回も哲学の本を紹介しようと思いますが、この本を書いた人は哲学者ではなく、経営コンサルタントです。

これまで紹介してきた本とは少し違った視点から哲学を学べるんじゃないかと思います。

著者の山口周氏は、「世界のエリート・リーダーこそ哲学の素養が求められる」と言っています。

なぜ哲学が必要なのでしょうか?

哲学を学ぶことの最大の効用は、「今、目の前で何が起きているのか」を深く洞察するためのヒントを数多く手に入れることができるということです。

「今何が起きているのか?これから何が起きるのか」という問いは重要なものとなります。

そのためのツールが哲学なのです。

そして目まぐるしい変化の中に生きる私達には批判的思考も大事です。

これまで通用した「考え方」を、一旦批判的に見直してみる。

それが現実にうまく機能していないならば、その理由を考察して新しい考えを提案する、ということが求められます。

常識への疑問

見送っていい常識」と「疑うべき常識」を見極める選求眼をもつことが大事です。

この選求眼を与えてくれるのが、空間軸・時間軸での知識の広がり、つまり教養だということになります。

哲学者たちが出した「アウトプット」よりも「プロセス」の方が大事

一般の哲学の入門書は、この哲学者たちの「考察の過程」はあまり紹介されてないように思います。

「アウトプット」だけを学ぼうとすれば「学ぶ意味」を感じられずに挫折してしまいがちです。

この本はこの点で一般の哲学の入門書とは違うと思います。

まさに、哲学を学ぶ意味を示唆してくれる本です。

著者が、「知っていて本当によかった」「修羅場を切り開くのに非常に有効だった」哲学を厳選して紹介されています。