今回は、タイトルにあるように「読書の技法」という本を紹介しようと思います。

私は本を読むのがかなり遅いので、速読を身に付けたいならコレだと勧められたので読んでみました。

本はどう読むか

本書は、物の見方・考え方・表現の仕方・知の技法についての入門書とのことです。

ですから、一般に言われている、単に本を圧倒的に早いスピードで読めるというような内容にはなっていません。

よくありますよね。30倍速で本が読めるようになる、とか。

そいった類の本ではありません。

人生における時間というのは制限がありますので、その限られた時間の中でいかに他人の経験・知的努力を自分のものにするか、という視点で正しい読書法を身に付けようということです。

正しい読書法は、人生を2倍、3倍も豊かにしてくれます。

私はこの本を読んで、今までの自分の読書に対する姿勢や努力がいかに足りなかった、浅いか、そして、世界の「知の巨人」がいかに多く存在するかということも思い知りました。

そして、私は完璧主義的なところがあるので、本を読む時は一字一句丁寧に(馬鹿正直に?)読んでいました。

本書はそう言った本に対する既成概念が変わるものだと思います。

熟読できる本の数は限られている

本には、「簡単に読める本」「そこそこ時間がかかる本」「ものすごく時間がかかる本」の3つに分けられると思います。

速読の目的は、読まなくてもよい本をはじきだすことです。

一生でよめる本は限られているので。

本というのは、読んで知識が脳に定着しなければ意味がありません。

ですので、重要なことが書いてある本は熟読しなくてはなりません。

そうでない本は、「この部分は速読でいいだろう」という感じで、ササっと文章に目を通し、重要な部分はしっかり熟読します。

速読には2つあって、一冊を5分で読む「超速読」と、一冊を30分で読む「普通の速読」です。

超速読の目的は2つ。

本当に読む価値のある本かを仕分け作業と、本全体の中で当たりをつける(この箇所を重点的に読めばいい)ことです。

普通の速読の目的はあくまで熟読する本を精査するための手段です。

速読が熟読よりも効果を挙げることはないので、上記のように、本当に身に付く読書法は「熟読」です。

ではどうすれば速読ができるようになるか?

それは自分の基礎学力の欠損を認め、補うことです。

この基礎学力は高校程度の学力と知識だと筆者は述べています。

これがないといくら本を読んでも能力はあまり向上しないし、速読もできません。

もちろん専門書も読めません。

頭の中に英単語がないと英文が読めないのと同じですね。

ざっくりとですが、本書には上記のような内容となっています。

筆者の教養の部分がかなり色濃くでてきているので、

「なんか難しいな……」と感じるかもしれませんが、そういう部分は筆者が言っているように「速読」したらいいのではないかなとおもいます。