こんにちは。

前回は物事や状況に対する視点や捉え方を変えてみる「リフレーミング」についてお話しました。

今回もそれに関連したテーマを扱っていきたいと思います。

 

タイトルにもある「ポジションチェンジ」とは何か?と思われたことと思います。

ここでのポジションとは、「自分」「相手」「第三者」の視点のことをいいます。

 

人はどうしても「自分」だけの視点で物事を捉えがちです。

前回、私の体験談の中で出てきた職場の同僚に対する私の見方もそうです。

私の同僚に対する「うるさいだけのむかつく人」という見方から「優しくて仕事ができる人」という捉え方に変えることができた、と述べました。

 

このように人は自分のフレームを通して物事を見るので、どうしても自分本位な言動を取ったり考えたりしてしまいます。

 

これは、他人(自分以外の人)は一人一人独自のフレームを持っているため仕方のないことかもしれません。

人それぞれ感じ方が違うので、誰それが「完全に正しい」ということはできません。

ですから多面的にものごとを捉えることが大切になってきます。

 

NLPでは、物事を上記の3つの視点で見ることによって問題の解決、つまり自分を見つめ直したり、人間関係の改善や修復といったことができると考えています。

 

まずは「自分の視点」です。

「自分はこう思う。」というようなことですね。

これが強すぎると自己陶酔におちいることもあります。

 

次に「相手の視点」です。

「相手はどう思っているのだろう。」

これが強すぎると自分を犠牲にしすぎてしまうおそれがあります。

 

そして「第三者の視点」です。

「自分」と「相手」の視点を抜け出して、これらから少し距離をおいて俯瞰することです。この視点では、「自分」と「相手」の関係性を捉えることができます。

これが強すぎると何事にも無関心になるおそれがあります。

 

これを「ポジションチェンジ」つまり「位置を変える」ことによって、物事を多面的に見ることができます。

これら3つの視点を交互に変えます。

 

これを行うことによって、物事や気になる相手の視点を体験し、新たな側面の発見ができ、問題解決につながるかもしれません。

 

よく「相手の立場になって考えなさい。」と言われますが、どうすれば相手の立場で考えることができるのかを、上記の3つのポジションで多角的に見ることによって可能になるかもしれませんね。

 

私が体験したNLPの講座でも、3つの椅子を用意して、それぞれに「自分」「相手」

「第三者」を設定してワークを行いました。

 

どうしても人は「自分が正しい」と常に考えてしまいます。

そのような「思い込み」がいい方に向かう場合もあります。

しかし、それで物事がうまく運ばなくなったりしたときに、今回取り上げたポジションチェンジというテクニックを試してみてはいかがでしょうか?

 

 

図解NLPコミュニケーション術

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